【アロマ・ハーブの地理】香りの港、香港

こんにちは!

今日はちょっと香りと地理のお話をしたいと思います♪
社会科好きの私の大好物な話題です。

今日のお話の舞台は、香港。
香港は、中華人民共和国の南部に位置する特別行政区です。
かつて1997年までイギリス領だったという場所です。
そんな香港ですが、「香」という文字が使われています。
一体何が香っていた場所だったのでしょうか?

それはいかにも「香木」なんです。
香港はかつて香木を輸出・輸入していたため常に良い香りが漂っていたのだそうです。
香木といば・・・そうアガーウッド、沈香です。
今は高級品として希少価値のある沈香は、かつての香港ではとてもありふれていた存在だったとか・・・。
アガーウッド(沈香)はジンチョウゲ科の香木で、特に質が良く香りのよい物を伽羅と言います。
日本で最も有名な沈香は、やはり正倉院に収められている蘭奢待(らんたいじゃ)でしょうか。
欄奢待のお話はまたの機会にさせていただこうと思います。

香港で主要供給物だった沈香ですが、現在では不法な伐採により数を減らし希少な存在となってしましました。
現在、かつての香港のように香木を蘇らせようとする取り組みをしている団体もあるようです。
私も沈香の香りは大好きです。
沈香となるために長い歳月のかかる植物ですが、いつかまたかつての香港のような環境を取り戻すことができたら素敵ですね♪

ではまた!

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