こんにちは!
今日は私も大好きな「アンブレットシード」を紹介しようと思います!
アロマや香りのお仕事をしていると、「好きな香りはムスクです!」と言われることが結構あるんですよね。ムスクは甘くパウダリーで、色っぽさも感じる人気の香りです。
しかし、じつはムスクって動物性の香料なんです。
ムスクは、ジャコウジカというヒマラヤあたりに生息する動物の分泌物から取れる天然香料。
現在ではワシントン条約により天然のムスクはほぼ存在しないと言われています。
なので現在、洗剤や化粧品、フレグランスに使用されるムスクの香りは「ホワイトムスク」と言われる、合成香料が使われることが多いです。
そんなムスクの香りですが、実は精油のなかにもムスク調の香りを持つものがあるんですよ~!
それが「アンブレットシード精油」です。
アロマテラピーのレッスンの中ではあんまり出てこないのですが、アロマ調香やアロマブレンドをするとき、またはオーダーメイドの香りを作るときに紹介させていただくことが結構あります。
実際にアンブレットシードの香りは、確かにムスクのような甘く柔らかくまったりとした香りで、思わず「いい香り~」と言いたくなるような香りです。
簡単にアンブレットシード精油を紹介致しますと、こんな感じ・・・
・学名:Abelmoschus moschatus
・原料植物名:アンブレット(リュウキュウトロロアオイ)
・科名:アオイ科
・抽出部位:種子
・抽出方法:水蒸気蒸留法
・作用:鎮痙、催淫、神経鎮静、刺激、健胃
・持続性:ミドル~ベースノート
・香調:バルサム・レジンノート
・相性のいい香り:フローラル系・ウッディ系・シトラス系
・東南アジアや沖縄にも自生をしている植物で、オクラの花に似た黄色い花を咲かせます。エジプトでは口臭の予防に使用されたり、牛乳と混ぜてかゆみ止めにしたり、中東ではコーヒーに入れて飲む地域もあるのだとか。また、女性ホルモン分泌を促進するという作用もあるようです。
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とてもいい香りなので、ぜひ使ってみてくださいね~♬
ではまた!
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