こんにちは!
皆さま、年末年始はいかがお過ごしでしたでしょうか?
美味しい物はたくさん食べましたか?
今日は春の七草についてご紹介します。
1月7日は人日の節句といい、現代でも七草粥を食べる習慣があります。
年末年始にフル稼働した胃腸を労わるために七草粥を食べるという習慣がありますが、古くは「食べると災いを除け、長寿富貴を得られる」とされていました。
春の七草の始まりは、古代から年の初めに雪の下から芽を出した若菜を摘む「若菜摘み」といわれる風習がありました。
百人一首にもこのような歌があります。
「君がため 春の野に出でて 若菜摘む わが衣手に 雪は降りつつ 光孝天皇」
【あなたのために、寒い春の野に出て、袖に雪がしんしんと降り積もる中で若菜を摘んでいます】
光孝天皇がまだ親王でいらっしゃったときに、どなたかのために若菜を摘んで贈ったときの歌なんだそうです・・・。素敵ですな。
では、春の七草とは・・・ご存知の方も多いと思いますが、簡単にご紹介!
・せり・・・消化促進や解熱作用があり、爽やかな香りで食欲UP
・なずな・・・江戸時代には貴重な冬の青菜。肝臓や高血圧のよい
・ごぎょう・・・のどの不調に
・はこべら・・・腹痛薬や歯磨き粉として
・ほとけのざ・・・胃腸を整え、食欲増進
・すずな・・・免疫を高め、風邪の予防に
・すずしろ・・・胃に優しい野菜の代表で、葉には鉄分も豊富
ぜひ皆さま、1月7日には七草粥を食べて、まだまだ寒いこの季節を元気に乗り切りましょう♪
ではまた!
コメント